高野山まっぷる

高野山は世界遺産にも登録された弘法大師が開創した真言密教の聖地

徳川家康の内孫になる珠姫の菩提寺となっている宿坊寺院『天徳院』

天徳院(てんとくいん)は徳川家康の内孫で前田利常の正室になる珠姫( たまひめ )の菩提を弔っている宿坊寺院です。

小堀遠州(こぼりえんしゅう)が作庭した天徳院庭園は国の名勝になっており重要文化財にも指定されています。

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弘法大師の御衣を染める井戸がある宿坊寺院『宝亀院』

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出典:お茶飲んでく!?- 喫茶去(きっさこ) -

宝亀院(ほうきいん)には、弘法大師の御衣を染める霊泉でもある「お衣井戸」が境内にあります。

弘法大師は今も生きて瞑想されていると言われ、毎年3月21日に「御衣替えの儀式」が執り行われますが、その御衣を仕立てているのが宝亀院です。

その霊泉のある井戸も拝観することができます。

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高野山衰退後の再興を果たした祈親上人が開創の宿坊寺院『釈迦文院』

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出典:Apu の All That I Am

釈迦文院(しゃかもんいん)は、弘法大師が入定後の百七十年あまり、落雷により高野山一体が火災にあい廃墟とかした時に祈親上人(きんしんじょうにん)が開墓したお寺です。

織田信長の家臣として仕えた森蘭丸(もり らんまる)の菩提寺であり、播州赤穂城主の森家の菩提所でもあります。

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国の登録記念物の枯山水庭園が美しい宿坊『桜池院』

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出典:トリップアドバイザー

桜池院(ようちいん)には国の登録記念物に指定されている名作庭家・重森三玲(しげもりみれい)作庭の枯山水庭園があり、その美しさに訪れた人の目が奪われていきます。

寺名の由来は、後嵯峨天皇がここに訪れた際に池に映る桜の美しさを歌に詠んだことから養智院より桜池院(櫻池院)に改名されたことにはじまります。

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2000坪もの回遊式庭園が四季折々の美を奏でる宿坊寺院『赤松院』

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出典:トリップアドバイザー

赤松院(せきしょういん)は2000坪あまりと言われる広大な回遊式庭園を持ち、高野山の山々と溶け込み四季折々の美しさに魅了されます。

山門には阿吽(あうん)作の仁王像が睨みをきかし参拝者を出迎え、院内上段の間には左甚五郎(ひだりじんごろう)の名作・木彫りの虎が、歩くと鶯(うぐいす)のような音が聴こえるうぐいす張りの廊下などがあります。

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まるで旅館並みの設備と一千坪の庭園が魅了の宿坊寺院『上池院』

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出典:トリップアドバイザー

上池院(じょうちいん)の宿坊施設は近代的で設備が整っておりまるで旅館のような宿坊です。

お部屋からは一千坪もの庭園の四季折々の美しい景色を魅了することができ、御影石の大浴場が旅の疲れを癒やしてくれます。

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浄土宗開祖法然上人ゆかりの宿坊寺院『熊谷寺』

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出典:トリップアドバイザー

熊谷寺(くまがいじ)は真言宗のお寺ですが、浄土宗開祖の法然浄土真宗開祖の親鸞、そして熊谷寺の名前の由来でもある源氏から出家をした熊谷直実が逗留(とうりゅう)したことで知られおり、法然上人二十五霊場の番外札所となっています。

承和4年(837年)に桓武天皇の皇子(おうじ)葛原親王(かずらわらしんのう)の御願(ごがん)によって建てられ、弘法大師の法孫、真隆阿闍梨(しんりゅうあじゃり)が初代住職となりました。

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