弘法大師が別坊として建立された宿坊『遍照光院』
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遍照光院(へんじょうこういん)は、弘法大師が晩年になって住もうとして建てた別坊で宿坊寺院になっています。
弘法大師が京都から高野山にかえって後に禅定(ぜんじょう)に入りました。
山門は京都御所の建春門と同じ型式をとっており高野山でも特に格式が高いものとなっています。
ご本尊には快慶作の阿弥陀如来が祀られていて重要文化財に指定されています。
また、院内には狩野派や池大雅(いけの たいが)が描いた襖絵が多く残っており、宿泊すれば拝観することができます。
ここの精進料理はフランス大使も喜んだボリューム満点でありながらヘルシーで大変おいしいと評判です。
朝の勤行のほか、写経、写仏、阿字観(要予約)の修行体験が有料でできます。
場所は奥の院表参道一の橋まで歩いて5分ほど、飲食店やお土産屋さんが多い中心部までも5分ほどで行けるので便利です。
☎0736-56-2124